デアゴスティーニ安土城 「築城つれづれ」

風に吹かれて 〜こころのおもむくままに・・・
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映画「ヴィヨンの妻」のこと
今日は「ヴィヨンの妻」の感想を書きます
「空気人形」を観たその日の午後、遅い昼ごはんを食べたあと観ました
       ・・・・・・・・・・・・・・・・
人間の、否、わたしの記憶力なんてあてにならないもんです
「若い時のことは鮮明に覚えている」とよくいいますが、私の場合全く当てはまりません
「そういえばたしか持ってたはず」・・・
家へ帰って、本棚の隅から黄色く変色してしまった文庫本を見つけ出しさっそく読み返してみましたが、
ものの見事に忘れてしまっている、かけらも覚えていない!
まぁ健康的に忘れている「健忘症」という事で・・・
       ・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、本題に、

金銭感覚ゼロ、女にはだらしがない、酒びたり、家庭は顧みない、自分勝手、
ひがみっぽくて、弱虫で、泣き虫で、うじうじしていて・・・ もう全くのダメ人間(モデル太宰治)
(でも女にはモテる、このダメさが母性本能をくすぐるらしい)

ただ小説を書かせると並みはずれた才能を発揮する 
独特の文体でいまや売れっ子の流行作家
しかし、入って来る多額の原稿料はあとからあとから湯水のごとく使い果たし、
妻は病弱な子供と極貧の中にいる
夫が飲み屋で作った借金をそこで働かせてもらいすこしづつ返してゆくという毎日
(でもまったくめそめそなどしていない、その環境を受け入れ快活に前向きに生きている)

ある日、夫が突然酒場の女と心中事件を引き起こす
自分は助かり、女だけが死んでしまう
何という「ていたらく」 
この一件で夫は世間では「人非人」扱い、
それでも、夫を、本当はやさしくて心の弱い夫を最後まで支え続ける妻・・・ そういう話です

(いまどきこんな天使みたいな女はいません!いまなら即離婚、ハイ慰謝料です)

この映画、
「太宰治」生誕100年を記念して作られたそうですが、その思い入れが映像からも役者さんからもひしひしと
伝わってきました
戦後すぐの東京の繁華街はすべてセットでスタジオでの撮影、昔ながらの手法だそうです
絵ズラはもとよりライトの陰影から小道具に至るまで本当に古き良き時代の「映画」を感じました
ただ、電柱といわず、壁といわず、あらゆる所に貼られてあった広告が少し過ぎた感はありましたが・・

とにかく、何と言っても「松たか子」がすばらしかった、彼女以外には考えられない
      凛とした立ち居振る舞いに少し斜めにキュッと結ばれた口元
      もう惚れてしまいそう! (いや、惚れちまいました)
      まさしく「適役」
      浅野忠信の太宰(大谷)もなかなかのもの
      妻夫木と広末はだれがやっても・・・

 特筆すべきは
  夫婦間の会話がすべて敬語でしゃべられており、これがなぜか映画全体を引き締めていた                              
      
    
    「人非人でもいいじゃないですか、私たちは、生きていさえすればいいのよ」

         次は「スラムドッグ・ミリオネア」を書いてみます





 
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「ふぐ」です(多分) 
昼休みぶらり中 
ごみステーションのごみの中でうらめしげにこちらをにらんでおりました
2尾捨てられていてどちらも30センチ以上はあったと思います
多分、釣り上げて持ち帰ったものの調理できず、もてあましたあげく結局
「生ゴミ」にされてしまったものと思います
かわいそうに・・・

それにしても、びっくりするほどきれいな瞳をしています
「外人」みたいですよね

それに、こんな顔立ちの人みませんか・・・
人間も元を辿れば「魚」だそうですから、
こんな顔の人がいても不思議ではないかもしれません

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映画「空気人形」のこと
今月3本映画を観てきました

「空気人形」
「ヴィヨンの妻」
「スラムドッグ・ミリオネア」の3本です

今回は「空気人形」の感想を書いてみます

大ざっぱなストーリー
時代から取り残され、忘れ去られてしまったかの様な古ぼけた町
(対照的に対岸には(墨田川か江戸川かよく分からない)ビルが林立している)
そこはもう時も時間も止まってしまった様な不思議な空間

その一角の汚いアパートで独り暮らしをしている30過ぎの男、その男の話し相手は「人形」
その日一日の出来事を話して聞かせ、一緒に食事し、風呂まで一緒に入る
当然一緒に寝る・・R15ですのでその先は・・・

ある朝、突然その人形に人間の感情が芽生える
ご主人の出勤したのを見計らって、はじめて部屋をを飛び出し外の空気に触れる

初めて目の当たりにした自然の美しさやちょっとした光景、その娘にはすべてが「感動」の連続

それと同時に、さまざまなな事情を抱えながらもこの「大都会のシミ」のようなこの町で生きて
いる人たちの満たされることのない空虚さや孤独感や不安感も知ることとなる
そして主人が帰ってくるまでには部屋に戻り、心を閉じ込めて再び元の「人形」に戻る日々

日課になった内緒の散歩中、レンタルビデオ店のアルバイト募集の貼り紙が目に止まり、そこで働くことに・・・
そしてそこで働いている青年に心を惹かれる
数日が経ち仕事にも慣れてきたある日、脚立に乗って返却されたDVDを片づけていて、足を滑らせ
脚立から落ちてしまう、その時手首を棚のフックに引っかけてしまい破れた手首から空気が洩れだす

「Shuuuuuuuuu・・・・」

みるみるうちに腕も脚も萎えてゆく人形
青年が慌てて駆け寄る
ぺちゃんこになって行きながらも、救いを求めるような
悲しそうな表情で青年を見つめ続けている
だんだんと目にも精気がなくなってきたそのとき、
青年が何のためらいもなく人形のスカートをめくりあげる
人形はしぼみながらも恥じらいの表情で
「見ないで!」と弱く悲しく叫ぶ
言葉をさえぎり、四つん這いになり、おなかのあたりの空気孔からゆっくり息を吹き込みはじめる青年
「ふぅーーーーっ」
「ふぅーーーーっ」
「ふぅーーーーっ」

好きな人の「あたたかい息」をゆっくりやさしく吹き込まれその一息ごとに蘇ってゆく人形・・・
そして悲しげな顔はやがて幸福感に満たされた表情へと変わってゆく
客のいない店で二人はやさしく抱き合う・・・

このシーン、今まで観た映画のどんな描写よりも「官能的」

その後のストーリーは観てのおたのしみ・・・

 次は「ヴィヨンの妻」の感想を書いてみます


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「だまし絵」展=ルネ・マグリット
先日、兵庫県立美術館で「だまし絵」展なるものを観てきました
「だまし絵」という言葉の響きはどうもキッチュなイメージが付きまといます

私のなかではエッシャーの昇っても登っても上へたどり着かない階段の絵や
水が流れ落ちている筈なのになぜかもとへ戻っているという滝のモノクロの絵
それと「ルビンの壺」くらいしか思いつきませんでした

ところが、なかなかどうして
これでもか!というくらい綿密に描かれた絵画の前では、あまりのリアルさに
言葉を失い、ただもう「呆然」 笑うしかありませんでした

私の好きな「ダリ」や「マグリット」が、だまし絵というジャンルにひとくくり
にされているのがすこし不本意ではありましたが、いい時間でした

それにしてもものすごい人で(入場制限をしているときもあるらしい)絵の前で
止まったまま動けない状態がたびたびでした
おかげでじっくり観れたわけで、それはそれで良かったということでしょう
マグリットの作品です
記念に買った絵はがきのまわりの白ふちを切って、
マグリットには無断で勝手にコントラストを極端に強くしてみました
トリミングもしかりです(もともと縦長の絵でした) 
したがって、いまやもうまったく原形をとどめておりません 
要するに「むちゃくちゃ」です
でも、かなり気に入ってます!!

 
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37号完了しました
ステッカーを貼った襖はすべて、紙と接着剤の厚みのせいで「スムースに開閉出来ん」
ましてや両面にステッカーを貼った襖の開閉はほとんどムリ!
印刷されている線で切るとこんな情けない状態でした
仕方がないので襖の絵の少し外側を上下共、敷居にかからないあたりでカットして付け直しました
おかげでいまは開閉ラクラク、これで隣の部屋に行くのにイライラせずに済みます
多分、ディアゴさんのミスだと思いますがどうでしょう・・・
みなさんの城、どうですか?



上の写真を見ていて今気づいたんですが、襖の取り付け方間違ってる、しかも2か所も・・・
あまり人の事は言えませんね、さっそく直します
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The Japanese Tradition 日本の形
むしゃくしゃした時、そのウサを解消してくれるわたくしイチオシの動画をご紹介します

題名は「The Japanese Tradition 日本の形」 you tubeで観れます

但しこの作品群、評価する人と、まったくバカバカしいと思う人の2つに完全に分かれます
会社でもそうでした でも、どちらも間違ってないと思います

一度騙されたと思ってご覧ください どれも短い作品ですので・・・ 
「折り紙」
「 箸 」
「お 茶」
「 鮨 」 
 特にこの4作品がおすすめです
 
よろしければ感想などお聞かせ下さい"


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目がよくなります 3Dです 
本によると、「目がだんだんよくなる」ということですが、真意のほどはわかりません
」です
初めて体験される方は少し訓練が必要です
画面中央を遠くを見る目で少しの間凝視してみてください
立体に見えた時、中央に777の数字がかなり浮き出て見えるはずです
どうしても見えない時、無理は禁物です
あきらめましょう!
目がよくなるどころか、逆に「目がだんだん悪くなる」可能性があります
そういった事態になっても、当方責任は負いかねます、その時はビョーインへ走りましょう!
ついでにもうひとつ、
四角い箱が上下に4個づつ、リボン?が4つかなり浮き出て見えます
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気の毒に・・・
今日会社の帰りに寄ったコンビニでみつけました
このトンボ
ガラスとブラインドの間に挟まって亡くなっています
ガラスとの間はすこし空いているのですが、羽を広げる事が出来ず、
飛ぶに飛べず、そのまま動けなくなってしまったのでしょう 
店内に迷い込んだばっかりに・・・
かわいそうに・・・
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昼休みぶらぶら
あまりにも天気がよかったのでぶらり、
その時のスナップです兵庫運河 下を見るとボラが群れになってみな同じ方向を向いて泳いでおりました



舟のロープを繋ぐものだと思います、確かなところはわかりません「」です



兵庫運河築島水門です、近くに神戸市の中央卸売市場があります

(今後も時々会社周辺のスナップを載せようかと思っています)
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36号終了(床への書き込み付き)
          
「心柱」は切っておりません!貼り付けてしまいもう永遠に見ることのないであろう場所にその時期の出来事や自分へのメッセージを書き入れています
1階の床には、その時の正直な気持ちと、その時期の大きな出来事、それと、違う場所には知人の秘密のメッセージが埋め込まれています
今回も、オバマさん・動物園・「だまし絵」展を書き入れました
(両面テープで・・・の指示でしたが、あえて接着しています)
もう一生見ることなどないでしょうが、この模型への思い入れと執着心がそうさせました
この発想ヘンですかねー
離れて見るといい感じ
| imajin | 築城記 | comments(4) | trackbacks(0) | - |
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