2014.04.27 Sunday
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あしあと
あしあとテスト
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2013.02.24 Sunday 21:41
牡鹿半島訪問記(2)信仰心
蛤浜、桃浦、月浦、侍浜、荻浜、小積浜、
牧浜、竹浜、狐崎浜、福貴浦、鹿立浜、 小網倉浜、谷川浜、鮫浦、野々浜・・・ すべて宮城県の牡鹿半島の漁港名です(ほんの一部ですが・・) 各浜各浦には小高いところに必ず「神」が祀ってあります 津波で石段などが流された「社」も数多く、谷川浜(ヤガワ)などは 石の鳥居が水の勢いで根元から折れてしまっていました しかし、どの浜も地元の漁師さんとボランティアの手で修復され、 元通りとはいきませんが震災後もしっかりと守られています 谷川浜八幡神社の鳥居とボランティアのみなさんが修復した石段 かなり大変だったようです(この写真だけは昨年10月のもの) 車で移動中に撮ったもの 野仏?元々屋根があったのだろうと思われます 流されていたものを拾い集めて収めてあるのかもしれません 大災害に遭ったにもかかわらず、地元の人たちの「神」を敬う敬虔な心、 そこにはいささかの揺ぎも感じませんでした 『生かされた者として、顔を上げ、 常に思いやりの心を持ち、 強く、正しく、たくましく生きていかなければなりません。』 『苦境の中にあっても、天を恨まず、運命に耐え、 助け合って生きてゆくことが、私たちの使命です。』 これはちょうど2年前、 震災直後に行われた気仙沼の中学校の卒業式での言葉です 体育館の後ろには着の身着のままで避難された人たちも大勢おられて、 みなに見守られながらのすばらしい「答辞」でした あと一回つづけます 2013.02.15 Friday 20:39
牡鹿半島訪問記(1)学校編
2月の8〜10日、牡鹿半島(宮城県石巻)へ行ってきました
最大の目的は、文集『「950キロのかけはし』を寄稿して下さったみな さんにどこよりも早くお届けする」ことでした 「グループねこの手」の代表と私との2人で行ったのですが、とにかく 時間に追われながらの慌ただしい三日間でした 石巻市役所で教育長にお目に掛かったあと、漁港の漁師や学校など を回りました 以下、その時の様子です <荻浜小学校> <荻浜小学校> 震災後児童数が激減、現在3年生が1名、5年生が4名 みんな女の子だそうです ポツポツとお話をされる校長先生の寂しそうな顔が忘れられません <東浜小学校> 震災前は生徒数30人ほどだったらしいのですが、現在は22名 元気で明るい子どもたちでした 放課後、文集贈呈の時間を設けて下さり、1年生から順に名前を 読み上げてもらい一人ずつ文集を手渡しました 渡し終えたあとに思いもかけない「サプライズ!!」が・・ お礼にと、伝統の獅子舞「獅子風流(ししふり)」を全校生徒で披露 してくれたのです この「ししふり」、入学式や卒業式など特別な時だけ行うもので、 最上級の「おもてなし」だそうです 太鼓の響き、笛の音、可愛いお囃子の声、それに合わせて勇壮に ユーモラスに舞う獅子、そして獅子のまわりをはやし飛び跳ねる子 供たちの踊り、今でもあの時の様子が目に浮かびます 本当に感激しました、そして「特上」の思い出になりました 右上に立てかけてあるのは、文集のトビラに使用したもののパネル 早速飾ってくださいました(これは「ねこの手」代表の奥さんの発案) 各学校に差し上げたのですがどこでもたいへんに喜ばれました <荻浜保育所>児童数8名 荻浜の施設が津波でやられてしまい対岸に位置する東浜小学校 の一部を間借りして開設しておりました <荻浜中学校> 震災後は体育館を避難所として開放し、一時100人以上が生活して いたとのことでした 直後は18人の児童がいたのですが、その後次々と転校し続け今回 訪れてみると10名になっていました 見送る生徒たちや先生方はさぞさみしい思いをされたことでしょう 転校を余儀なくされた子供たちはもっと辛かったに違いありません 文集に寄稿して下さったのは現在1年生のお2人(震災当時5年生) (素直な文が胸を打ちます) 学校に到着した時はちょうど生徒会の集会中で、直接渡すのは無理 だろうと諦めかけていましたが先生のお計らいで本人に直接手渡しす ることが出来ました、本当に感謝しております <谷川小学校> 「全国で一番海に近い小学校」だったそうですが、このたびの大津波で 閉校になってしまいました <校庭からの眺め> <閉校の記念碑> 悲しい現実です つづけます 2013.02.12 Tuesday 22:27
復興支援文集「950キロのかけはし」完成
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